RECRUIT
採用情報
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- 教育研修制度・福利厚生
- 募集要項
職種紹介
出光ルブテクノにはどんな「シゴト」があるのか? 展開する事業の範囲が広く、いずれも重要な役割を担っているだけに、一律に説明できないのは私たちにとっても悩みの1つになっています。その中でも主要な職種としては以下の5つがあります。
- 技術系 品質管理
- 製造した潤滑油が仕様通りになっているか、ロットごとのサンプルを様々な試験分析装置を使ってチェック。このチェックを通らないと製品は出荷できません。品質管理のチームは京浜と門司それぞれの事業所に置かれています。
- 技術系 設備管理
- 工場(京浜及び門司事業所)には充填機やタンク、ポンプ、配管など様々な設備があります。それらの日常的なメンテナンスと共に、費用対効果を考えながら修繕計画を立て、大規模な改修や新たな設備の導入などを指揮します。
- 技術系 製造管理
- 設備を効率的にやりくりして1日に何10種類もの潤滑油を作る複雑な製造を管理。製造現場は自動化が大幅に進んでいますが人手も必要としており、現場を担う協力会社のスタッフと共に作業の改善やトラブル対応を行います。
- 技術系 実機評価試験
- 潤滑油の開発には、使用するのと同じような状況で性能を確認する必要があり、その実機試験を担当。自動車向けの製品ではメーカーから借りた実物のエンジンなどを使って試験を行います。機械系の知識が活きる仕事です。
- 事務系 物流管理
- 何千種類にも及ぶ製品ラインナップに対するお客様からの注文に確実に対応。また先々の需要情報と製造の状況を勘案して適正な在庫を保ち、安定供給のために運送会社等と協力して物流網の構築や見直しを行っています。
社員紹介
若手〜中堅〜ベテランと様々な年代の社員がバランス良く活躍しているのは出光ルブテクノの特色の1つ。その中から皆さんに身近な若手社員に、自身の仕事についてや皆さんへのメッセージを話してもらいました。
供給本部 企画部 物流企画課
2014年度入社
経済学部 経済学科卒
- 人手不足など難しい環境だから
自分たちの力が活きる - 京浜や門司の工場で作られた出光の潤滑油は、全国の配送センターを経てお客様のもとに届けられます。「製造基地から納入先までの物流コスト管理」「運送会社及び倉庫会社との契約、料金折衝」「お客様までの物流網の構築や見直し」が私が担っている仕事です。このところニュースでよく取り上げられている通り、ドライバー不足による運送対応力のひっ迫は増すばかり。しかも潤滑油の輸送には、危険物という特殊性もあって一層の厳しさが加わります。そうした難しい環境の中にあって、自分たちの知恵や工夫、折衝力をフルに活かして安定供給を支えている点に、この仕事の魅力とやり甲斐を感じています。
- タンクローリーの新規調達にまで
つながった新規案件 - お客様への潤滑油の輸送には、タンクローリーを使う方法と、200リットルのドラム缶や18〜20リットルのペール缶をトラックで運ぶ方法の2種類がありますが、つい最近、その両方で規模の大きな新規案件をやり遂げたのは印象深い経験になりました。タンクローリーの方は、大手メーカー向けに定期便を新設する仕事で、営業担当、運送会社と一緒に何度か先方を訪れて納入条件を確認。対応可能な運送会社を選定し、大型案件に対して新規で乗務員と車両を揃えてもらい、無事供給に結び付けることができました。
- 物流網の見直し効果は目に見える形で表れる
- トラック便は、各地の工場やガソリンスタンドなどの全国のお客様に対して、日々潤滑油を納めています。ドライバー不足などにより、潤滑油のトラック配送はより一層厳しい環境下に置かれていますが、安定・安全に供給体制を維持することに日々、奮闘しています。具体的には、物流データのKPI分析及び現状の物流スキームに改善の余地がないか全国の契約運送会社にヒヤリングを行い課題を抽出、必要に応じて現場に足を運んで打合せをすることもしばしば。既存の物流網の見直しは我々の日常的な仕事で、再構築によりコスト削減や運送会社の負荷軽減などが目に見える数字で表れることもやり甲斐の1つになっています。
1Day Schedule
1日の流れ
- 8:30
- 出社
- 8:30
- 朝礼
- 9:00
- メールチェック
- 10:00
- 社内ミーティング。課の他のメンバーと情報共有
- 12:00
- 会社周辺のお店で昼食
- 13:00
- 運送会社とミーティング
- 15:00
- 倉庫会社とミーティング
- 16:00
- 打合せの議事録をとりまとめ。来週行う営業との打合せ用の資料作成
- 17:50
- 退社
供給本部 企画部 輸出入業務課
2016年度入社
人文学部 人間関係学科卒
- 中国とタイへの冷凍機油の輸出を担当
- エアコンのコンプレッサーなどに使われる冷凍機油の輸出業務で、物流手配や書類作成、出光興産の海外店への対応などを担当しています。所属する受注チームは海外店別に担当が分かれていて、私が受け持っているのは中国の上海とタイ。日本の大手メーカーの海外工場が主なお取引先で、この数年は急増する需要に供給が追いつかず、出荷調整に追われる状況が続いてきました。冷凍機油は日本でしか作れないものが多く、増産も簡単にはできません。オーダーと製造、供給計画、船便のスケジュールなどを緻密に読みながら輸出の手配を進めています。
- 必要に応じて船便を航空便に変えることも
- 私は出光ルブテクノに入社する前、「フォワーダー」と呼ばれる輸出入貨物の取り扱い会社で働いていました。転職を決めた理由は「荷主」の立場で貿易に携わりたかったからで、想像より広い視野で輸出手配のアレンジができることに今の仕事のやり甲斐を感じています。お客様の希望に応えるため製造や調達の担当に動いてもらう。お客様に納期を調整していただく。通常は船で運ぶところを航空便に変える。そうした調整は荷主だからこそできることなのです。
- 女性が多い供給本部。
成長のためのサポートも充実 - 供給本部は女性が多い部署で、約8割を女性が占めています。産休・育休を経て働いている方も多く、ライフワークバランスを保って働ける環境が整っています。様々な環境やライフステージにある女性たちが活き活きと働いているのを見ると、自分の将来を考える参考にもなります。また自己研鑽のサポートも充実していて、週1回、川崎のオフィスにネイティブの講師を招いて開かれる英会話教室には私も参加しています。仕事での海外とのやり取りはメールが中心なのですが、時どきある電話や会議での会話にも自信をつけたいと、この教室への参加を決めました。
1Day Schedule
1日の流れ
- 8:45
- 出社。メールチェック
- 9:00
- 取引先と連絡を取り輸出の手配を進める
- 10:00
- 海外店からのメールの問い合わせに対応
- 12:00
- 会社近くのお店で昼食
- 13:00
- 問合せに対応しつつ輸出書類を作成
- 15:00
- 出光興産の担当者とウェブミーティング。出荷内容の最終確認を行う
- 16:00
- 出光グループの海外拠点へ必要な書類をメールで送付
- 17:00
- 出荷調整の手配
- 17:50
- 終業。今日はこのあと社内の会議室で行われる英会話教室に参加
千葉事業所 実験二課
2013年度入社
工学部 機械工学科卒
- 評価用の特別な装置を使って開発油の性能を実証
- 私の所属する実験二課は、熱処理、切削、冷凍機など用途別にチームが分かれており、私は歯車、ベアリング、ベーンポンプの実機評価試験を担当しています。出光興産の開発グループがクライアントの要望に沿って開発した数十種類の候補について、まずは当社の試験課が成分などを化学的に分析・評価。それを通った数種類の開発油を、評価用に作られた特別な歯車やベアリング、試験装置を使って焼付き性能や疲労寿命などをテストするのが我々の役割です。一部自動車用のさらにカスタマイズが必要なものは、実験一課が専門的に行い、実物のエンジンやトランスミッションに充填して試験を行うことになります。
- 潤滑油の開発には機械系の知識と
技術も欠かせない - 私は趣味のバイクを通じて学生時代から潤滑油に興味を持っていました。オイルの良し悪しでエンジン性能が大きく変わるのを実感していたんです。ただ「潤滑油の開発は化学系の仕事」と思い込んでいて、最初は機械部品メーカーに就職しました。その後、転職先を探していたときに知ったのが出光ルブテクノの「実機評価試験」という仕事。評価用の歯車などを試験装置に組み付ける作業や機器の操作、さらに試験装置の調整やメンテナンスも自分で行うため、機械系の知識や技術が様々な形で活きる仕事です。
- 新たな評価方法の確立という挑戦的なテーマにも
- 出光興産の潤滑油の開発に直接関わっている。それがこの仕事で感じる一番のやり甲斐です。決められた手順通りに安全かつ正確に試験を行うことが最も重要なのはもちろんですが、開発グループと一体になって新たな評価法を生み出すといった、挑戦的な取り組みを行う機会も少なくありません。クライアントが求めるスペックを満たしつつ、それ以上の性能を持たせたいと開発グループが考えれば、それを実証する評価法の開発も必要になります。少し前にも風車用潤滑油の開発でこうした挑戦があり、試行錯誤の上に新たな評価方法を確立し、開発グループによる海外での学会発表にまで至りました。
1Day Schedule
1日の流れ
- 8:30
- 出社。デスクでメールチェック
- 9:00
- 作業着に着替えて試験室へ。継続試験を再スタート
- 10:00
- 焼付き試験を終えた歯車の歯面計測及び撮影
- 11:00
- 新たな試験のためベアリングをセッティング
- 12:00
- 社員食堂で昼食
- 13:00
- ベアリング試験のセッティングを再開
- 15:00
- 試験を終えたベーンポンプ試験装置を洗浄。異常がないか各部をチェック
- 17:30
- 終礼。退社
京浜事業所 品質管理部 試験課
2018年度入社
理工学部 理工学科卒
- 責任の重さを感じながらサンプルを分析
- 京浜事業所で製造されたすべての製品について、サンプルが規格内に入っているのかを確認するのが私たちの部署の役割です。試験課には100種類を超える試験装置があって装置ごとに担当が分かれており、私は潤滑油中の水分や窒素量を測定する装置、光を当てて内容物に異常がないかを確認する装置など5種類ほどを担当しています。配属当初は試験を正確に行うだけで精一杯でしたが、自分の出した分析結果がお客様にどう伝えられ活かされているかを上司などから聞く機会もあり、この仕事の責任の重さをあらためて感じているところです。
- 装置の特性を知り、より効率的な試験を
- 私たちの分析で問題がないことが確認できて初めて製品が出荷できるので、正確さはもちろん迅速さも求められます。始業後の最初の作業がその日に使う4〜5種類の試験装置の立ち上げなのですが、高温の環境下で試験を行う装置などは立ち上がるまでに1時間以上かかるものもあり、優先順位をつけて効率的に仕事を進めることを常に意識しています。各装置の立ち上げから測定、結果の確認が、想定通りにスムーズに回って1日を終えたときの爽快感は、なかなか特別なものがあります。
- 足りない知識は教育でしっかり補完
- 私は大学時代に学んだ化学分析の知識が活かせる仕事に就きたいと考えていて、職種募集だったことが大きな理由で出光ルブテクノを志望しました。試験課の新人研修は丁寧で、9月の終わり頃までは課内の各チームを移り、主要な装置の扱いを経験。その間に1週間半ほど、出光興産が開いている「潤滑油基礎教育」にも参加しました。潤滑油に関する知識はほとんどなかったので、基礎中の基礎から製品名別の機能・特徴などを知ることができ本当に勉強になりました。この教育には、入社2年目に入った今年も次のレベルのカリキュラムを受講する予定です。
1Day Schedule
1日の流れ
- 8:00
- 全体朝礼後、試験装置の起動、試薬の準備
- 8:30
- 部内の朝礼
- 8:45
- 試験に使うサンプルの計量・準備、1日のサンプル確認
- 9:00
- 各装置でサンプルの測定開始
- 11:30
- 社員食堂で昼食
- 12:30
- サンプルの測定再開
- 16:00
- 測定を終えたものから試験装置の停止
- 16:30
- 部内の終礼
- 17:00
- 退社
京浜事業所 製造部 運転管理課
2017年度入社
工学部 生命環境科学科卒
- 今の主な担当の1つは「タンク開放」
- 安全かつ安定した生産を続けるために、製造手順や設備の改善・拡充、日々の製造の管理などを担っているのが運転管理課です。具体的な業務は多岐にわたるのですが、私は現在、製造現場に熱や水などを送るユーティリティ設備の点検・管理と、タンク開放のためのスケジュール管理及び手順書の作成を担当しています。タンク開放はタンク内外の点検を行うため中に入っている原料油を空にするもので、品質を担保しながら他のタンクに油を移すと共に、製造現場に送るパイプラインを切り替える計画の立案と推進が主な役割になります。京浜事業所は、出光グループで最も多い原料油タンクを保有するため、1基が終わればすぐ次のタンク開放の計画・実施に移るほどで、その分多くの経験を積むことができます。
- 難しい要望を乗り越えて実感した関係者の団結力
- タンク開放は通常2〜3ヵ月の準備期間を経て実施するのですが、実作業を担う保全部から他の業務との兼ね合いで「前倒ししたい」との要望があり、1ヵ月で完了したのは苦労しつつも貴重な経験になりました。他部署や現場に相談して知恵を貸してもらい、協力を頼み、適切な指示もする。入社3年目のことでしたが、若手の奮闘を応援しようとの気持ちもあったのか、先輩方が快く「巻き込まれてくれた」おかげで何とか無事に終えることができました。この間に得た知識はとても多く、高い壁も皆が一丸となって突破する出光ルブテクノの社風を実感する経験にもなっています。
- 自分の体験を新入社員の育成にも活かしたい
- 製造部内の業務で未経験のものは多く、保全部や品質管理部など他部署となればさらに未知で、この先色々な経験をして自分の幅を広げたいと思っています。資格を取るのもキャリアステップに活きると考え、入社2年目には「甲種危険物取扱者」と「二級ボイラー技士」の資格を取得しました。 そしてもう1つ大きな目標にしているのが「新卒社員の育成」です。全社的な育成体制は整備されてきたものの、運転管理課に配属された新入社員向けのものはまだ整っていません。その確立に寄与し、出光ルブテクノの未来を一緒につくる後輩たちの役に立ちたいと考えています。
1Day Schedule
1日の流れ
- 8:00
- 出社。メールチェックのあと、今日の仕事内容を担当者と共有
- 9:00
- 構内を巡回し、製造設備や機器を点検
- 11:00
- 事務所に戻り温水ポンプの修繕に関わる作業手順書を作成
- 12:00
- 社員食堂で昼食
- 13:00
- 構内を巡回。ある地区の配管を主にみる
- 15:00
- 次のタンク開放に関して疑問点があり品質管理部に行って相談
- 16:30
- 終礼
- 17:00
- 退社。以前仕事でお世話になった業務部の先輩に誘われ飲み会へ
教育研修制度
会社が成長を続けるために最も大事なのは人材の育成。出光ルブテクノではそうした思いが浸透しており、各部署の上司・先輩にも「仕事を通じて後輩を成長させる」ことは自分の使命の1つだと理解されています。実際の仕事で、周囲の協力を得ながら壁を乗り越える経験こそが確かな成長につながるととらえつつ、それを補完するものとして私たちは様々な研修制度を用意してきました。意欲次第で、自分を高めるチャンスは数多くあります。
新卒フォローアップ研修- 入社1年目の11〜2月頃に実施。同期同士の近況報告や情報交換を行うと共に、今後重要になるチームビルディングやコミュニケーション能力の向上につながる研修を受けます。
メンター制度- 入社後1年間実施。先輩社員と定期的に面談を行い、業務上の悩みや将来の事について相談できる場を設けております。先輩社員も中堅社員が担当し話しやすい環境づくりに努めています。
潤滑油基礎教育- 出光興産が主催し出光の社員と共に受講する集合研修で、潤滑油についての知識を深めるためのもの。受講の時期や期間は所属部署によって異なります。
英会話教室- 本社及び千葉事業所、京浜事業所で実施。終業後に週1回、希望者が参加して外部から招いたネイティブの講師に英会話の力を磨いてもらいます。
福利厚生
- 諸手当
- 住宅手当、地域手当、時間外手当、通勤手当ほか
- 休 日
- 週休2日制(土曜・日曜・祝日)
- 休 暇
- 有給休暇、年末年始休暇、夏季休暇(3日間)等
- その他
- ベネフィットステーション